スコットランドの歴史、地理から民族衣装のキルト、バグパイプ、文化などの情報!
スコットランドはエディンバラを首都とする国家です。 日本では、「イギリスの一都市」と誤解されている方が多いようです。イギリスもスコットランド同様に英国(=UK)の一部なのです。 英国(=UK)はイングランド(イギリス)、スコットランド、ウェールズ、北アイルランド の4カ国と他数カ国合わさり正式名称をグレートブリテンおよび北アイルランド連合国(United Kingdom of Great Britain and Northern Ireland) となっています 。 連合国という概念は日本人にとっては理解しにくいようです。 現在アイルランドと北アイルランド二つに分かれているので名称が「グレート・ブリテンおよび北アイルランド連合王国」となっています。この長い名称のおかげでパスポートの表紙の国名が三行にわったって記されています。
青地に白の斜め十字はセント・アンドリューズ・クロス(St. Andrew Cross)をあらわしています。 スコットランドの守護聖人セント・アンドリューズ( St. Andrew )が、エックス(X)型の十字架にかけられ処刑されたという伝説に由来しています。 英国の国旗 ユニオンジャック(Union Jack)は1801年に連合国となったときにスコットランド、イングランド(イギリス)、ウェールズの国旗を組み合わせて作られました。
スコットランドは国で通貨の発行をしていますが、スコットランドとイギリスポンドは同価値でイギリスでも使用できます。100ペンスが1ポンドとなります。 しかし、ポンドの価値は同じですが使い方は異なります。
スコッツのケチは世界的に名高いです。実際は単に倹約家というだけなのです。日本でも「もったいない。」というのもよく聞きます。スコットランドでは"Mony a mickle maks a muckle."日本で言う「一円を笑うものは一円に泣く。」同じような諺があるくらいお金に対して敏感です。 *UKの国々の通貨はスターリングポンドですがアイルランドポンドはスコットランド、イギリスでは使えません。
ゲール語は少し前までスコットランドで話されていました。少数派言語であったため、教育場面では使用されず、文書で使われるより口語言語としての役割が多く、ネイティブ以外が学ぶには難しい言語でした。 現在では、グラスゴーでゲール語で授業をする学校が急激に増え、 また、ネイティブ以外に教えるためのゲール語教科書が出版されています。 英語と大きくちがうのは、ゲール語では動詞が文章の最初にきますが、英語では動詞は文の真ん中にきます。 ゲール語は仏語と独語の中間くらいの喉音を使いますがそれらより揺れるような軽快な感じです。